『楢尾』で育つお茶は濃厚な旨味と上品な香り

徳川家康も好み親しんだ「本山茶」

標高600m。静岡市葵区楢尾(ならお)。
茶処静岡の中でも銘茶の産地として名高い本山茶(ほんやまちゃ)産地の北西部安倍川最大の支流藁科川の源流部にほど近い山の中に楢尾という地域があります。
本山茶は江戸時代、徳川家康が愛飲していたお茶と言われており美味しくいただく為に本山の地にお茶蔵を建造したほどです。
そうして60年間にわたり徳川幕府に御用茶として納められていた歴史深いお茶です。

私たちの茶園のほとんどが傾斜地にあり、周りは山に囲まれています。
山間部ならではの早朝のしっとりとした霧が直射日光を遮る天然の覆いとなり旨味成分を引き出してくれる重要な役割をしてくれます。
また、楢尾は雪がうっすら積もるほどの平地にはない厳しい冬が訪れます。
この気候風土が柔らかな芽を育み、濃厚な旨味と上品な香りのお茶を作り出します。

私たちは楢尾の土地を活かしながら、ここでしか出来ないお茶栽培を守り続けています。

お茶がもたらす豊かな暮らし

私たちの作る1杯のお茶から

食事の時に飲むお茶。
自分へのご褒美に飲むお茶。
リラックスしたい時に飲むお茶。
1杯のお茶からさまざまな豊かな時間が生まれます。
日常のどんなシーンにも寄り添ってくれるお茶。

ふわり香る心地よいお茶の香りと、花びらが舞うように開く茶葉。
お茶を淹れて、お茶を楽しむ豊かな暮らしを楽しみましょう。

園主 森久功

お茶に懸ける人生

楢尾生まれの楢尾育ち。
30歳で家業である茶農家を継いでからどっぷりと「お茶」にハマり、お茶一筋40年以上。
毎朝、茶の木におはようと声をかける事から一日が始まり、我が子のように愛情を注いでいます。
飲む人が、心も体も美味しいと喜んでくれるお茶を作るという夢を抱き続け “お茶づくりは夢づくり” そんな想いでお茶を育てています。