想いをお茶に~愛情いっぱいのお茶づくり~

自らの手で栽培から製造まで

茶園の管理から製造まで一貫して行う自園自製。
茶園の面積は茶葉の1枚1枚までしっかり目が行き届くまでとし、お茶に愛情を注いでいます。

「土が固いと茶の木がかわいそう。畝間には温かい敷き草を敷いてやりたい。冬の間は茶の木にたくさん葉っぱを残してやりたい。たとえ八十八夜には間に合わなくても新芽が元気に出る事が一番。」
シンプルにお茶と対話しながら栽培しています。

山間部は平地に比べ気温が低いため、春の訪れがゆっくりとやってきます。
自然の恵みをたっぷりと受けて育つ、その個性を最大限生かした山のお茶を作りたいと考えています。
大量生産は出来ませんが、飲む人の美味しいの一言のために日々お茶と向き合っています。

茶葉本来の味と香りを引き出す製茶方法

お茶の森の茶葉は柔らかい為、蒸し時間が30秒ほどと短い、一般的に「浅蒸し」と呼ばれている製法で製茶しています。
茶葉が壊れにくく、香気が失われにくい製茶方法です。針の様な細く整った形状で、茶葉本来の味と香りが特徴です。
目でも舌でも味わうことが出来ます。

美味しいお茶は元気な茶の木から

茶の木を支える良質な土壌

有機肥料を配合した自家製肥料や茶畑の畝間の敷き草で、土壌の微生物を増やし、茶の木の通気性・保水性・保温性を高めています。
そのおかげで土はふかふかのベッドになり茶の木が生き生きと育ちます。
病気や寒さに負けない強さはもちろんですが、お茶の風味や香りも豊かになります。