2023/12/21 12:56

今年も残りわずかとなりました。

皆様いかがお過ごしでしょうか。

私達お茶の森は、この時期に欠かす事の出来ないとても大切な作業を行っております。
それはススキ等の草を刈り、乾燥させ茶園の畝間に敷く「敷き草」です。

私たちには敷き草するための草を収穫する専用の草刈り場があります。
秋のならしが終わった後、主に11月~12月の2か月間は草刈りの作業に追われます。
私たちの住む「楢尾」という地域は山間部の為、冬には厳しい寒さがやってきます。
園主はお茶の木が寒くないよう、「敷き草」を茶の木の畝間に敷き詰めるのです。
そのため秋から冬にかけてのこの時期に、草を刈り茶園に敷き詰めるという作業を30年以上毎年欠かさず行っております。

我が子のようにお茶に愛情をそそいで育てる。
その想いで敷いた草が、土に還り微生物を増やし土壌の・通気性・保水性・保温性を高めてくれています。

もし茶園にお越しの際は一度、茶園の中に入って頂き土の柔らかさを感じていただけたらと思います。